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ユネスコとリヨン

1998年12月5日、リヨンの歴史的景観がユネスコの世界文化遺産として都市景観部門に登録されました。

2000年に及ぶリヨンの歴史が今も尚息づく約500ヘクタール一帯は、

今日でも人々の生活が営まれ、昔と変わることなく活気があります

 

ユネスコに登録された地域の中には、以下4つの隣接する地区が集まっています。

 

フルヴィエールの丘 

  紀元前43年にリヨン建設の舞台となった地域。

 

ヴュー・リヨン ( Vieux Lyon ) 

  リヨンの旧市街であり、ルネッサンス文化の集大成ともいうべき地域。

 

プレスキル ( Presqu’île ) 

  ぺラーシュ( Perrache ) からテロー広場( Place des Terreaux ) にかけての一帯。

 

クロワ・ルースの斜面地区( Pentes de la Croix-Rousse) 

  19世紀に絹織物産業が発展した地域。

ユネスコの世界遺産委員会は「リヨンは、2000年以上にわたって

昔の街並みを残したまま都市建設を継続してきた、人類の建築史において

傑出した例である。」とリヨンを評しました。

 

その理由は街の発展の在り方でした。

 

ヨーロッパの都市の殆どは、同じ場所で発展を繰り返し、

かつての面影を残さなかったのに対し、リヨンは数世紀かけて

フルヴィエールの丘から少しずつソーヌ・ローヌ川を越えて東に向かって

広がってきたため、昔ながらの街並みを残したまま都市としての成長が可能だったのです。

 

こうしてリヨンは、新旧両地域の違いと街の変遷を見て取れる構造となったのです。

今日でも尚歴史の残るこの地区は、レストラン、ホテル、商店街など文化、娯楽の中心として賑わってます。

この街の近代都市化と歴史的建造物の保存は、広場、丘、川と共にリヨンを特徴付ける景観を作り続けています。

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