ローラン・ムルゲ( 1769 ~1844 ) は、19世紀の絹織物危機の時代に
一絹織物工の家庭に生まれました。
多くのカニュ( 絹織工) が職にあぶれていたこの時期、
彼自身も露店商人にならなければ、それより何より人形劇台を使って
客寄せをしなければ、失業者となっていたことでしょう。
後に大変有名となるこの人形を使って、ムルゲは時世を風刺し、
絹工仲間の置かれた過酷な状況を世に訴えていたのです。
それ以降、ギニョールは庶民の間で人気を博しました。
ムルゲは不公平な社会を非難し、ブルジョワ階級、リヨンの地方権力
ひいてはフランス国家権力を訴え続けたのでした。
リヨンアクセントがある独特の話し方、反骨精神、不躾で荒っぽいけれどお人好し。
茶色のジャケットに2つの尖がりのあるカニュ帽子とその端からチョロっとはみ出たお下げ。
それら数々の要素が、ギニョールを魅力的で有名な人形にしたのです。
妻のマデロン、友人のニャフロンに囲まれて、ギニョールは数十年間人気を保ち続けたのでした。
ギニョールの生まれた街リヨンで、人形劇を見ませんか。
子供から大人まで楽しめます!
・人形劇団ゾンゾン・ギニョール劇場とダニエル
・ストレブル人形劇団
・ギニョール-リヨンの子
・ギニョールの館劇場
・ギニョール幻想小博物館
・テット・ドール公園のギニョール